先日、外構工事の一部として屋根のリフォームを施工してきました。
最新型のスレートを用いた、とてもスタイリッシュなものになりました。
お客さんも随分満足してくださったようでとても嬉しいです。
ところで、その時にあらためて思ったのですが、屋根の雪止め(屋根の裾についている金具などのでっぱり。瓦の場合でも雪止め瓦というものがある)は、どんな機能があるのでしょうね。
「雪止め」って言うぐらいだから雪を止めておくものなんでしょう。
それはわかっているのですが、どうして雪を止めておかなければならないのでしょうね。
豪雪地帯の映像などを見ると、あんな雪が屋根に「止まって」しまっていたら、家がつぶれてしまいそうだし、それを恐れて屋根の雪下ろしをするんじゃないのかな???そもそも雪下ろしをする時にとっても邪魔じゃないか!考え始めると疑問は膨らむばかりです。
と、膨らんでしまった疑問をどうにかしなければならないので調べてみると納得!
雪止めは主に「中途半端に雪が降る地帯」に必要なようです。
やはり雪を止めておく為のもので、雪が屋根から落ちてきて人に当たったり、雨樋を守ったりするものだそうです。そして、豪雪地帯にはついて「ない」事が多いそうです。
そして、軒よりも少し上に付いているのは、軒に付けると軒が重さでダメージを受けてしまうので、基本的には外壁の真上に付けているので、屋根全体で見ると、「一番裾よりもちょっと上」に並んでついているそうです。
勉強になりました。